プログラミングの勉強をしようと思って、たくさんの本を買ってきて、いざやろうと思ったけど、結局、挫折。といった経験は誰しも経験があるのではないでしょうか。
プログラミングの勉強法といってもたくさんあるかと思います。
本を一冊やったとしても、いざ、「これやって」って言われても、
できないものです。
本の中でわかった気になっていたとしても、それはやっぱり、広いプログラミング、システム開発の世界のほんのちょっぴりな部分なんですね。
僕も本の内容ができて、できるような気分になっていましたけど、実際の案件・プロジェクトの中では、本当に何もできなくて、頭が真っ白になってしまい、先輩に徹夜で付き合ってもらって、なんとか助けてもらったというプロジェクトがたくさんあります。
じゃあ、実際にどういうことをやっていくのか紹介していきたいと思います。
誰かが書いたプログラムコードをひたすら読み解いていく。
これは社員研修なんかでよくつかられる手法です。
今、この関数が何をやっているのか一つずつコメントを入れながら、覚えていく。ということです。
ここのなかの関数でスライドショーを作っている。
ここでスライドショーが移り変わる時間を設定している。
ここで、スライドショーの待ち時間を設定している。
などなど。
とても簡単な内容です。
なんせ、動くコードを読み解いていくのですから、調べて、ここはこうだなと一つずつ理解していくことです。
プログラミングを挫折する人の理由
プログラムが実際にできない人は、プログラムの文法がわかっていない人ではありません。
作り方がわかっていない人です。
プログラミング文法は大抵の人が最初に通ります。文法はそれだけを見れば、「へー、そういうもんね」とわかるのですが、実際に書いてみると、わからないのです。
そんな人にこのシステム作って、と言ったとしても「作れない」のです。
なぜ、作れないのか?
作り方+応用がわからないからです。
基本的に仕事でくるようなプログラミング案件は応用がほとんどです。
本で基本的なことしか勉強していないので、応用はが効きません。
プログラミングはよく書いている間に慣れる。仕事をこなせばできるようになると言われます。(僕は言われた。)
しかし、僕を含めて、ほとんどの人が「あれ、あれれれ、できなくね?」って思った経験があると思います。
僕自身、「文系出身なのが悪いのでは?」とまで考えたことがあります。
コードを読み解いていく。
そんな人におすすめなのが、この「コードを読み解いていく」という手法です。
なぜこの方法がプログラムを学ぶ上で良いのか。
なぜこの「コードを読み解いていく」という方法が良いのか。
それは「応用のインプット」と「不足部分の洗い出し」ができるからです。
最初に「応用のインプット」について見ていきましょう。
応用のインプットとは
応用のインプットとは、今まで、本で学んでいた基礎的なコードではなく、すでにできあがっているエッセンスを学べるということです。
・すでに動くコード
・すでに使えるコード
・すでに価値を産んだコード
理解しているならば、コピペですぐに使えるコードです。
似た案件であれば、応用のコードを応用すれば、仕事になります。
不足部分の洗い出しとは
不足部分の洗い出しとは、実際に自分の理解していなかった部分、知らない部分を洗い出すということです。
不足部分を洗い出したらその部分を理解すればいいわけです。
実際の仕事はほぼ組み合わせでできています。
自分の学んだことだけ使っているコード(本)もあれば、
自分の知っていることが1%しか使っていないコード
自分の知っていることを60%使っているコードもあります。
そのコードを読み解き、洗い出したら、不足部分の99%/40%をまた理解していけばいいわけです。
勉強しても全く使わないものを必死に勉強していたというケースもあるので、
今、自分の必要なものだけを覚えていきつつ、少しずつできるようになればいいのです。
まとめ
・勉強法でオススメは元あるコードをコメントアウトをつけて、読み解いていくこと。
・その際、応用のインプット・不足部分の洗い出しを意識しながら、読み解いていく。
プログラミングは勉強していくと、挫折しそうになる瞬間は誰しも訪れると思います。
頑張っていきましょう!