こんにちは。
フリーランスってなに?
メリットとかあんの?
「フリーランス・フリーランスかっこいいやん。」
「ちょっと胡散臭いけど、なんかかっこいいやん。」
「でも、具体的にどんなメリットがあるんだよ。」
分かります。フリーランス胡散臭いっす。
でも、胡散臭いフリーランスと全く胡散臭くないフリーランスがいて、
しっかりとメリットはあるんですよ!
今日は「フリーランスのメリットってどんなのあんの?」という方に向けて、
フリーランスのメリットを具体的にまとめていきますね。
現役にフリーランスが実際に体験した私情多めなメリットなので、これからフリーランスになりたい方やフリーランス1年生には楽しく読めるかと思います。
ベテランフリーランスにも「あ、わかるわw」と思ってもらえるかと思います。
フリーランスって何?って方はこちらの記事を読んでください!
フリーランスにはなりたいけど、そもそもフリーランスはどんな種類の仕事があるのかを知りたい。 ついでにフリーランスと経営・…
では、行ってみましょう!
【フリーランスのメリット①】 収入が増える。
メリットとして大きいのが収入が増えます。
会社員として500万円の売り上げを毎月作っているのにも関わらず、月収が30万円の方がいますが、フリーランスになると500万円の売り上げがそのまま自分の収入になります。
厳密には500万円のお仕事になると、外注を使って、何人体制かで仕事を進めていくのですが、1時的に自分の収入になリます。単純にそのお仕事を全て自分でこなしてしまえば、500万円は自分の収入になりますね。
エンジニアなど、技術力がものを言う世界では、200万円の案件を一人か二人でこなす事もザラにあります。僕もフリーランス2年目の時に一ヶ月でボンと200万円の収入がのっかってきた事もあり、一ヶ月でその金額を稼ぐことは不可能ではないと言うことを実感しました。
実際にエンジニアの単価も上がっており、案件にもよりますが、フロントエンドエンジニアでさえ、人日で7万円が業界水準になっています。1ヶ月は22日間ですのでフロントエンドエンジニアで156万円/月の収入になります。
→7万円/日で私が提案された時は本当に本当にひよりました。
フロントエンドエンジニアのレベルにもよりますが、高くてもサラリーマンなら40~50/月+ボーナスが普通にですので、年収には開きが出るのは明白です。
私もとても素晴らしい医療系のウェブサービスの会社で人日4万円 週一 リモートの仕事をしたりしています。
フリーランスのメリットとして一番着目される部分が収入が増えると言うことです。
【フリーランスのメリット②】 自分の仕事の自由度が上がる。
フリーランスのメリットとして次に大きいのが仕事の自由度の高さです。
私がいるウェブ業界は『異種格闘技』とも言われている業界で、
お客様の数だけ、お客様の要望があり、それに柔軟に対応していくことが求められます。
中小企業所属のサラリーマンであったなら、その仕事をできる人だけに任せる。
大企業なら仕事が慣れたはずなのに、別部署に回され、generalな人材にされる。
それが良しとされていたのですが、フリーランスは全部やらなければなりません。
日々の業務+経理+営業+雑務+会食+接待
など、自由度が高すぎるゆえに全ての仕事しなければなりません。そのうちに色々な仕事ができて楽しい『アヘェ』と脳内麻薬バッシバッシ出てきて、仕事って楽しいですね!と壊れたラジオのように1日5回は繰り返してしまう、ある意味壊れた人材にはなってしまいますが、
たくさんの仕事ができて、研鑽が積み重なっていくと本当に素晴らしい人材になることができます。
ある意味で仕事ができるようになりたい!!!と思っている大学生はどこかの企業で2年くらい働いたら副業でフリーランスをやりつつ、サラリーマンの収入をまさったタイミングで本業フリーランスになってみてもいいかもしれません。
【フリーランスのメリット③】休みが自分で決められる。
次にフリーランスのメリットその③です。
どこのサイトをみても、どのような情報を漁ってもフリーランスのメリットの一つとして、ランクインしているのが「フリーランスは休みが自分で決められる」ということです。
これをメリットととるか、メリットじゃないととるかはご自身が決めることですが、
言わせてほしい、本当に言わせてほしい。「これはメリットじゃねえ!」
確かに自分で休みは決められます。しかし、これは逆にも取れるじゃないです。
いつでも休みが取れるということは休みを取らなくてもいいことだと。
私は実家が福島にあり、姉が3人の男の子を産んだ時に、帰省をしたんです。仕事を持って帰りながら、「実家で仕事をやればいっかー」という安直すぎる考えで。
しかし、実際は甥っ子3人の相手を昼から23時までみて、みんなが寝静まった頃に仕事を始めました。
なんとか朝の6時にタスクを終え、「よかった、一応タスク終わった」と思ったのですが、
朝の8時に起こされましたからね?
「おお、まじか」と
お母さんとか「ああ、うちの息子は甥っ子の面倒をみてなんて偉いんだろう」みたいな顔して「ニッコニコ」こっちみてますからね。
しかも、ゴールデンウィーク。
まじで死ぬかと思いました。
海外旅行とか言っても仕事して下宿先から出られない事もありましたし。
脱線をしすぎましたが、休みが自分で決められるということはメリットではないと思います!
ただ、ご自身でしっかりと休みの配分を決められる方やメリハリをしっかりできる方には、メリットになり得ると思います。
筆者は趣味がなく、仕事しかやることがないので、休みの日もこうしてブログを書いたり、仕事をしたり、勉強をしたりなどと仕事に追われている風を装っていますが、
一緒にやっているエンジニア兼ディレクターの方はきちんとメリハリをつけて土日祝は休みを取っていますし、友達と旅行に行ったりしています。
しっかりメリハリをつけられる人にはメリットになりえますよ!
【フリーランスのメリット④】自分がやりたいかやりたくないかで仕事を決められる。
これは本当にメリットです。自分がやりたいかやりたくないかで仕事を決められる。
なぜなら、フリーランス自身にメリットがあるからです。
フリーランスは成長していくごとにやりたい事、やりたくない事の質が変わってきます。
例えば、
細いけど、めんどくさい案件
→これはお金が稼げない時期には大事になってきます。
3万円でめんどくさいけど、できるならやってしまいます。
これが別の案件で稼げてくると
→めんどい案件はやらない。その代わり技術力が上がる案件がやりたいなどになってきます。
ある程度、稼げるようになってきたら、実績がつく案件、技術力が上がる案件にシフトしていくようになります。
したがって、フリーランスがレベルが低いのであれば、細かい案件で一応稼げますし、
レベルが上がってきたら、めんどくさい案件や自分にとって不必要な案件を切って、自分のためになる案件を取るように動くことができます。
今の自分のレベルに応じて、仕事をやるか。やらないかを決めることができる。
これは本当にメリットですね。
僕自身も今はHTML/CSSを書くことは皆無に近くなり、
ディレクションやPHPばかりを書いています。
【フリーランスのメリット③】税金の負担が優しくなる。
メリットその③税金の負担が優しくなります。
サラリーマンのメリットはボーナスがあることですね。フリーランスにはボーナスはありません。
やった分だけです。
ただ、そこでフリーランスにいきていくるメリットが『経費』という概念です。
フリーランスの場合は仕事をするのにかかった経費を実収入から引くことができます。
例えば、
お仕事を取るのにかかった飲食代は
接待交際費
または
販売促進費
お仕事の会議でつかったお茶代などは
会議費
お仕事の場所に行くのにかかった交通費・旅費は
旅費交通費
パソコン代金やもろもその消耗品費
年商が800万円のフリーランスだったならば
800万円 - 上記の経費合計
これが自分の所得になります。
ここから累進課税をするので、
サラリーマンで800万円稼いでいる人よりは税負担が軽くなります。
フリーランスはフリーランスのメリットである経費をボーナスがない代わりに使っていくべきですね。
【フリーランスのメリット⑤】定年退職がない。そして、退職金がない。
フリーランスには定年退職がありません。というか一人社長なので、定年退職という概念を決める人がいません。そして退職金がありません。
いつまでも働き続けるということですね。
僕自身80歳のフリーランスを見たことがありますが、ガツガツ働いています。
何年もフリーランスをやると、そこらのベンチャー企業よりも信用の度合いが変わってきます。
業界に評判がつくんですね。
実際に余力があれば、何歳でも働くことができます。
フリーランス、個人事業主は法人を持っていない経営者なので、人を雇うことができるので、
自分の奥さんや兄弟を自分の事業の経理などで雇い、それを貯金・年金がわりにする方法もあります。
十分な年商があれば、それも可能であり、上手く使えば、本当にしっかりとしたメリットになるでしょう。
【フリーランスのメリット ⑥】自分の収入を自分で決めることができる。
フリーランスのメリットとしてあげられることは自分の収入を自分で決められるということです。
自分のやりたい仕事とやりたくない仕事を決められるという部分に被るのですが、
これは本当にメリットなんですよ!
例えば、稼ぎたいなら、土日もなく、思いっきり稼げばいいし、
休みたいなら、月収を20万円くらいに抑えて、思いっきり休むことができるのです。
1年の半分で500万円くらいを稼いで、残りの半分を自分がやりたい仕事(例えば、ゲームを作る、ウェブサービスを作るなど。副業などなど、)をやってもいいのです。
収入が少ないなら、細かい案件を何個もやって稼げばいいし、
稼ぎたくないなら、勉強を思いっきししてもいいのです。
強要をする人なんて誰もいませんし、強要なんてされる必要がないのです。
ただ、ニートと変わらなくなる可能性もあるので、時制は大事です。
メリットを十二分に使うのは自分自身ですよ!
自制、大事!怠惰、ダメ絶対!
【フリーランスのメリット⑦】人間関係のストレスが普通に消える。
フリーランスになると嫌々働くことが本当に少なくなります。
「あ、この人とは仕事一緒にできないわ!」と思う人とは仕事をしなくなりますし、
「この人、もう一回仕事したい!」と思う人との仕事が増えてきます。
なので、一緒に仕事をしている人=自分が好きな人という構図ができます。
嫌味を言われることもなければ、怒られることもありません。
たまに怒られることはありますが、これは100%優しさです。
怒ってくれる人は歳を取るにつれて、本当に減りますので、
本当に自分のためを思って、怒ってくれる人は大事にしないといけません。
というか大事にしない人には仕事が回ってきません。
なぜなら、その人は他のフリーランスの誰かに「あ、この人とは仕事一緒にできないわ!」
と思われている可能性があるからです。
フリーランスになるならば、他人がどうこうよりも、他の人に自分がどう見られているか。
好かれるためにはどうすべきかということを大事にしていくといいですね。
むかつく、よりも誰にもむかつかれない自分を作るべきです。
むかつく人のことを考えるのも面倒ですし、バリバリ働いているフリーランスは
そこに目を向けることが忙しすぎて現実的に無理です。
無理なことはやれませんので、普通に仕事か勉強をしましょう。
そうすると何も感じなくなります。
それにしても、人の悩みは80%人間関係から来ますので、
ストレスが消えるのは本当にメリットですよ。
もう一度言います。『メリットです!』
【フリーランスのメリット⑧】副業ができる。てかやった方がいい。
フリーランスのメリットのラスト
副業ができるということです。
フリーランスはある意味で、自分という事業をやっている会社と一緒です。
やりたいことがあれば、自分の事業としてできるのです。
例えば、シェアハウスやゲストハウス事業などもできますね。
僕自身20歳の時から投資を自分でやっていますので、エンジニア業の傍ら、チャートを見たり、株を買ったりしています。
逆に本業だけだと、フリーランス1年生は稼げないし、不安だしで、ビビりまくりの状態になると思いますので、「これでやる!」なんて決めないで、色々やってみたらいいんです!
副業の経験は必ず、本業に生きてきます。
僕も昔ライティングをちょっとかじっていた経験があり、その経験を生かして、エステサロンのSNS運用や、メディア系の会社のメディア運用の仕事が取れたりしています。
投資の経験があり、投資会社のシステム部分のテスターの仕事をやったりしています。
ご自身の本業+アルファで付加価値をつけていきましょう。
airBnBをやっているなら
IT+エアビーでコンサルやウェブ提案もできますし、
営業をやっていたのなら、IT+営業でお客様にIT部分で付加価値をつけてあげるコンサル営業などもできます。
色々な考え方があるかと思いますが、本業一本に絞るのではなく、副業を多数作り、自分の本業に組み合わせて自分しかできない、または競合が少ない、付加価値をつけていくことが大事です。
チームの考え方もそうです。自分だけではできないので、チームで色々なことができる人と一緒にやることで、自分の仕事に付加価値をつけているのです。
そして、チームの一員に自分がいることで付加価値をつけているのです。
付加価値、一つのテーマですね。
副業はメリットというより、大メリットというより、絶対にやったほうがいいですね。
「副業やんな!とか、本業もできていないのに」
という周りの意見なんかに騙されないでください。
まとめ
今回はフリーランスにメリットについてまとめていきました。
自分でも笑えるくらい、私情が多めなのですが、実際に経験したメリットですので、
フリーランス1年生にとっては、ためになるのではないでしょうか?
フリーランスになりたくても急にフリーランスになんか普通はなれません。
それって別に悪いことでもなんでもなくて、焦る必要なんかないです。
まず、ご自身の仕事の傍ら、副業で仕事を始めていき、少しずつ、フリーランスに近づいていけばいいんです。
あなたがちょっとずつやっているという自負があるのであれば、確実に近づいています。
フリーランス1年生がんばれ!応援してます!